Hello Everyone!

今日は、Twitterのマシュマロに頂いた質問にじっくり答えようと思います。

「大前提みたいな質問で申し訳ないのですが…香水ってどんな時につけるものなんでしょうか?職場だと憚(はばか)られますし、プライベートでも「匂いが気になる人もいるだろう」と思うと人と合う用事ではつけられません。他人にわからず自分にだけわかる感じでつけられないかな?とも思いましたが、どう量を加減していいかもわからず…また、香りに慣れてしまうと量を増やさなくては自分ではわからなくなりそうで、そうなると周りからは匂いがキツすぎるだろうなーなどなど…色々考えてしまい、結局全然つける機会がありません。どんな場面で、どのような用法で使うのが適当なのでしょうか?そして、皆さん自分が嗅ぎたくてつけているのか、他人に嗅いでもらいたくてつけているのか…?それによっても用法が変わる気がします。本当に大前提のお話ですが、プロの方のご意見を伺いたいです!」

このようにご質問を頂いたのですが、きっととてもお優しく慎重な方なのでしょう。お気持ちもよくわかります、日本は香水を日々使用する人のパーセンテージが先進国の中でもかなり低いほうでして、香水をつける事が普通で当たり前の行為とする国も存在する中、まだまだその行為自体があまり浸透していないですものね。私は海外で育っているのですが、帰国後はそれをとても不思議に思い、お出汁文化だからなのかな?なんてずっと思っていました。

それでは一つずつの質問に答えていきますね!

①どんな時に付けるものなのでしょう
これはもう、「いつでも」です。
朝やる気を出すため/気分よく出かけるために付ける人、日中のリフレッシュに付ける人、デートの時だけ付ける人、夜のお風呂上りや寝る前に付ける人(「寝香水」とも呼ばれています)・・・。しいて言えば、程よく香る香水もマナー違反となる場所(お鮨などの和食屋さん、お茶会、ご葬儀などなど)以外ではどんな時でも問題はないはずです。

②職場ではNG?
私自身香水がダメな会社にはいたことがないのでこの発想はありませんでした。でも確かに沢山の方々がおられますし、隣の方とデスクがとても近かったりしたら気になりますよね。ただ、程よく香らせる分には問題にならないと思いますし(職種にももちろんよるとは思いますが)私自身も社内外の方からとても素敵な香りがしたらすぐに褒めますし(名前も聞きます!)、逆に褒めて頂いたことも沢山あります。一人だけ過去に、「あ、〇〇さん今日来てるな、、」と思うほど印象的な香りを結構強めに香らせている方もいたのですが、それに関しても周りはそんなに悪いようには言っていなかったような印象(キャラクターの一部と言いますか・・。)でした。

③プライベートでも嫌がる人はいる
これは、いると思います。もちろん職場にも。すべての(意図的に+されている)匂いが嫌い!という方、アレルギーの方、特定のジャンルが大嫌いな方、お鼻が本当に敏感な方など、沢山いらっしゃいます。でも、全ての人の事を考えていたら本当に何も出来なくなってしまうので、そこは思い切りが必要ですね。付けたい!というお気持ちがあるのでしたら、付けたら良いと私は思います。もちろん適量であることが大事ですが。(たまに電車などでひまわりシャワーで香水を浴びてきたのでしょうか、、という方、おられますからね。)

④自分だけが楽しめる量は
ワンプッシュを拡散しにくいお洋服の中(香りが強いものは下半身)が一番小スペースでこじんまりと香りを楽しむ方法だと思います。

⑤慣れてきたら量が増えるのでは
香りに麻痺するとはよく聞きますが、私自身は経験がなく、もしあったとしてもこれはコントロールが効くので、お鼻の感度を取り戻すために「しばらくの間違う香りに変えてみる」もしくは「しばらく付けずに過ごす」などの対処法がおすすめです。ザックリですが、香りを付けることに慣れ親しんでいる方以外では基本的にコロン以外の濃度の物(EdT,EdP)は一度に2プッシュ以上はしないほうがいいと思います。

⑥自分のためor嗅いで欲しくて付けるのか
恋人や誰かのために付ける方も中にはいらっしゃいますが、圧倒的に前者の方が多いような気がします。自信が湧いてきたり、嬉しくなったり、元気が出たり癒されたりと効果は様々ですが、大好きな香りに包まれる幸せはやはりとても大きく、代わりがきかないものでもありますので。

大袈裟かもしれませんが、連日同じお洋服を着続けても、全くの別人になれるのが香水です。もちろん外見は変わらないので、自分の中で、ですが(笑)

日々の生活にまた少しテクスチャーの違う幸せを+アルファする感覚を是非一度のびのびと楽しんでみてください。何事もそうですが、最初の一歩を踏み出せたら、あとは何も怖いことはありませんよ♫

それではみなさま、
美しく香る日々をお過ごしくださいませ。
Until next time!